2018/04/22

「体癖」についてそろそろ一度話しましょうか

みなさん、こんにちは!

毎年季節の変わり目になると、その年、そのシーズンの自分のキーとなるスタイルを決める洋服を1、2着(いや、3、4着!?、いや、もっと・・・!?)買うことがあるんですが、今年も何着か見つけて買い、金欠です。(→いつも)

さて、「体癖については、また次回ご紹介しますね」というフリが何回出たか、もうわかりませんが、一度も体癖についての概要をご紹介していなかったようなので、本日ここにご紹介したいと思います。

というのは、私はよく体癖に照らし合わせて物事を見て考えていたりするのですが、このブログをご覧になっていただいている読者のみなさまにも、何となく体癖を知っておいていただくことで、毎回説明しなくて済むかな!って思いまして。(→自分都合)

では、早速。

・・・そのまえに、初めに申し上げておきますと、私の体癖に関する理解は、野口晴哉の書いた書籍やその他の方(片山洋次郎とか)の書籍にある内容をもとに、実体験を通じて作った「私の理解」になりますので、”正式な”ものとは違うかもしれませんので、ご了承ください。

では、あらためて。

まず「体癖」とは。

「体癖」とは、野口晴哉が考えだした人間を体の使い方のクセで分類してみる方法です。
血液型とか、星座とか、そういう感じで、体癖の型で分けるとこんな特徴があります!っていう分類です。

体癖には、大きく5型あり、それぞれの型に陰陽といいますが、奇数・偶数の2種があるため、全部で10種ある形になります。
奇数種と偶数種では、同じ型でも特徴が少し異なるのですが、そのあたりは難しい部分もありますので、以下では、大きな型における特徴としてまとめて書いてしまいますね。



(1)上下型(大脳型とも言ったりする) 1種/2種
頭の中でずーっと考えて、結局行動しない。頭の中で、ああ言ってやろう、こう言ってやろう、とあれこれ考えるも、それでやった気になってしまい、実際には言わないで気が済んでるるみたいな感じです。
また、行動するためには、大義名分が大事。美学とか、そういうものを大事にするのも大脳型ではないでしょうか。
とにかくアメリみたいに頭で妄想するというか、自分の世界の中でぐるぐる考えるタイプなので、思い込むと周りが見えなくなることがある感じ。
外見上の特徴としては、1種は首が太くて長い、首がやたらと目立つ感じの人が多いようです。2種はそうとは限らないみたいです。
私の意見では、このタイプは、【グラウンディングすることが大事】だと信じていなければ、グラウンディングしにくいタイプではないかと思います。

(2)左右型(消化器型とも言ったりする) 3種/4種
簡単に言うと、食べることで解決するタイプというか、食べることとは切り離せないタイプっていう印象があります。
また、このタイプは、好きか嫌いかという自分の感情で物事を決めることが多く、そのため、たとえば、論理的に考えたらどう考えてもこちらをとるだろう、という場合でも、それが「気に入らない」もの・ことであったら、「でもいいや。あちらにするわ」などと言って、何の未練も悩みもなく、さらっとそちらにしてしまう、というところがあります。
論理とか常識とかから、ある種離れた自分の価値観(好きか嫌いか)で生きているところがあります。関連してか、思考よりも直観みたいなものを使う方が得意な感じです。
私は身近に3種が多くいるのですが、私からしたら、なんという自由な人たち、あとからウジウジ言ったりしない自分の選択に責任を取っている人たちなんだろう、と羨ましく感じますが、本人たちにはその自覚はありません。
外見的な特徴は、女性の場合は胸が大きいことが多いそうです。あとは、肉質が白くてぽちゃぽちゃした感じとか、丸顔とか、そんな感じのようです。


(3)前後型(呼吸器型とも言ったりする) 5種/6種
「ながら」が得意な人。動きながらでないと考えられないタイプ。
このタイプは、損か得かに着目して行動を決めます。悪く言うと、すべて計算づくでずる賢いところがあるが、せこい感じになることが多い感じ。良く言うと、頭の回転が早く、パパッと動いて何でもやってくれる(そうする方が自分が得と思っていれば)というか、行動力がある感じですかね。
現代人に多いタイプのように見受けます。
以前損得タイプの人の下で働いたことがあるんですが、とにかく何か調子のよいことばかりいうけど、あぶなくなるとすぐ引っ込める、そのため、大きく成功ってことがない。責任をなんとなく部下になすりつけている、成功したときは自分の貢献を大きく言う、って感じで、せこかったです。
外見的な特徴は、逆三角形の体つき(胸筋が発達)、あごがベース型みたいな人が多いようです。

(4)捻れ型(泌尿器型とも言ったりする) 7種/8種
簡単にいうと、けんかっ早い人。考える前にしゃべったり、行動したりしてしまい、あとから後悔、反省することが多い。
勝ち負けにこだわるタイプ。
そして、あまのじゃくです。「こういうことって良くあるよね〜」などと同意を求めても、素直に「うん」と言わないで、「そうかな」とか「そうでもない」とか、プチ反論することがよくある印象です。なので、「これ、やってくれない?」なんてお願いしても素直にやってもらえませんが、「大変だろうから、やらないでいいよ」と言うと逆にやってくれたりします。

(5)開閉型(骨盤型) 9種/10種
9種は偏屈で、10種はおおらか。
9種は追求心やこだわり、執着が強く、ずーっと同じことをやり続けたり、かと思うと「やめた」と言ったら、急にそのことに見向きもしなくなったりという印象です。
収集癖があり、根に持つタイプです。
外見的特徴は、キュッと閉まった感じの人、いつまでも細いままの人って言う感じです。
筋肉質っぽい痩せてる人です。

一方、10種は、面倒見がよく、なんかいろいろくれる人が大概10種であると私は思っています。
10種の「面倒見がよく」というのは、普通の人のそれとはちょっと違い、「もうそんな人相手にするのやめなよ!」っていうような、端から見るとろくでもない人や状況について、熱心にお世話していたりします。自分でも「大変だ。やだよ〜」といいながら、やっています。やり続けます。
あと、その人の家に行くと、お土産をいっぱいくれたり、次から次へと飲み物や食べ物が出てきたりする、そんな感じの人は私は10種じゃないかと思っています。
外見的特徴は、子どもを産んだら体重が戻らない人(どんどん太ってしまう人)、などと書いてあったりします。確かに私が10種だな、と思っている友人は、産後体重が戻らない、戻らないどころかすごい太ってしまったことを今でも悩んでいます。(→実際は大して悩んでいないみたいだけど)
10種は別名、骨盤開型ともいい、骨盤が開いていることが特徴ですので、太るのもわかります。


以上が体の使い方による分類5型10種ですが、実はあと2種あって、
それは、反応の仕方が過敏か(11種)、遅鈍か(12種)というものです。
これについては、上記の5型とは少し分類が異なりますので、今回は触れません。

さて、体癖ですが、いかがですか。
簡単にしかご紹介しませんでしたが、身近な人たちを見回してみて、なんだかそれっぽい人がいるでしょうか。
体癖は、血液型のように、「私はこのタイプ」と1個だけに限定されるものではなく、複数の型を一人の人が持っていると言われます。
また、高潮期や低潮期によって出て来る体癖が異なったり、年代によって今まで薄かった部分が濃くなってきたりということもありそうです。

そうはいっても、人それぞれ、特に強く出ている、出やすい体癖というのもありますから、身の回りの人のちょっとした口癖や行動の仕方などから、体癖タイプを推察してみてもおもしろいかもしれません。

体癖についてはもう少し語りたいことがありますが、
それはまた別の機会にでも。

ではまた次回!

<「体癖」についての参考文献>
体癖」野口晴哉
身体にきく」片山洋次郎

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