2016/09/04

瞑想がうまくできない人にしてほしいこと 〜瞑想するときのポイント〜

みなさん、こんにちは!

今日はいよいよ、瞑想するときのポイントをご紹介します。
今まで瞑想してもうまくいかなかった人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。

瞑想するときは、目を閉じるか、半眼で行うのが一般的ですが、ここでは目を閉じて行う場合でお話します。

「さて、やるぞ!」と思って、座り目を閉じる・・・さっきまで見ていたテレビの映像が思い浮かぶ・・・会社であった嫌なことが思い浮かぶ・・・明日何着ていこうかな、と余計なことが頭をよぎる・・・

と、いろいろなことが思い浮かんで、私っていつもこんなにいろいろ考え事しているのかしら!?と思っちゃいますよね。はい。実際しているんです。絶え間なく考え事をしているのです。
それを少しの間やめて、静寂を感じてみるんです。

でもやめられない!止まらない!自分ではどうにもならない〜っ!というときは、

(1)目玉を動かさない


コレ大事です。目玉の動きは脳の活動と密接に関係していると言われています。
右上を見ているときはイメージで想像していて、左上を見ているときは記憶を思い出しているとか、みなさんも聞いたことがあると思います。私の習ったキネシオロジーでは、眼球運動を使ってより深いストレスにアプローチしてそれを解消します。ですので、目を瞑っていても、目玉をあちこち動かすと、それだけ脳が刺激されて、何かを想像したり、思い出したり、心の中で会話が始まったりしてしまいます。
目を瞑ってもじっと一点を見つめる気持ちで目玉を動かさないことが、気が散らない早道と言えるでしょう。

(2)舌を上あごと上の前歯の境目あたりにあてる


これは、詳しい理由は私はあまりわからないのですが、余計なことを考えなくなる、と聞きました。インターネットで調べると、その方がリラックスできるとか、呼吸が正しくできるなどさまざまありましたが、つけておくのがよろしいようです。


(3)意識は「頭の中心」に置く



目を瞑ってじっとしているとき、みなさんの意識はどのあたりにありますか。
そんなこと意識したことなかったでしょうか。でもコレとっても大事です。
呼吸しなきゃ〜と思うと喉の辺りに意識があったり、お腹が痛いな〜なんていうときは、お腹に意識があったり。そうなると自分自身が呼吸になってしまったり、痛みになってしまいます。意識は常に観察者、第三者的な立ち位置に置いておきたいので、頭の中心に置いておくことで、気が散らず、集中も高まります。
頭の中心とは、左右の耳の上どうしをつないだ線と頭頂からまっすぐ下に降ろした線の交点のあたりです。イメージ的には前後左右の脳のちょうど真ん中の小さな空間に意識をおくようにします。正面が眉間(第三の目)のあたりのポジションですね。


(4)しっかりグラウンディングする


グラウンディングとは、地に足をつけるという意味ですが、どっしり腰を落ち着けるというイメージのが近いかもしれません。グラウンディングしていないと、意識がふわふわと宙をさまよいやすくなり、宙をさまよっているとさまざまな想念に影響を受けやすくなります。またグラウンディングしていることで、そういった想念も大地へすぐに流してしまえるようになります。意識もハッキリしますし、エネルギーが安定し、安心感が生まれます。足裏および足指でしっかり地面(床)をつかむようにイメージし、背骨の基底部から木の根が生えて地中深くグングン伸びて、地球の中心に到達したらそこにしっかり根を張って、グッと引っ張られるくらいのイメージを持つと良いでしょう。(引っ張り込まれすぎずに程よい感じでお願いしますね)


(5)考えがよぎったら「ストップ!」と心で唱える


これは、思考停止法と言われる不安や妄想などに捕われがちなときに使えるテクニックですが、不安や妄想がなくても使えます。あ、また考えごとしている!と気づいたら、「ストップ!」とか「あとで!」など何でも良いので、一旦それを止める言葉を決めておき、気づいたらすぐにそれを唱えて、気持ちを切り替えましょう。要するに、気づいて、止める、これを行うためのテクニックです。


これらを瞑想開始後まず最初に行います。というか、コレを行ってからいよいよ瞑想本番、というところでしょうか(笑)
でも最初はグラウンディングするだけで、「あ〜疲れた」「やっとできた」という感じかもしれませんので、慣れるまではグラウンディングするところまでをひとつのイメージ瞑想として行い、こなれてできるようになったら、そこからさらに瞑想を深めていけるといいですね。

さて次回は、瞑想のバリエーションについていくつかご紹介しましょう。

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