2016/04/17

運命について考える

たまにはスピリチュアルなことも書かないとヒーラーっぽくないので(笑)、今日はちょっとスピリチュアルなお話です。

もう3、4年ほど前になるでしょうか。私はギャラップ社のストレングスファインダーで自分の強みを興味本位でチェックしてみたことがあります。
ギャラップ社のストレングスファインダーというのは何かというと、ギャラップ社の質問に回答していくことで、同社が設定した34種類の強みの中から自分の強みと言えるものを5つピックアップしてくれる、というものです。

さあ、才能に目覚めよう」を買うと、ストレングスファインダーへのアクセスIDがついてくるので、チェックしたい方は本を買うか、IDを買うか、ということだそうです。
本自体が34の資質の解説になっているので、チェックして自分の資質以外のところも見たいなぁというときには役立つかもしれません。
特に若い方は仕事選びやキャリア開発、仕事をしていくなかでの自分の役割、活躍方法などの参考になるのではないでしょうか。
詳細はサイトをご覧くださいね。

私はある程度自分がわかってから、暇の興味本位でやりましたが、なるほどというところはありました。5つピックアップされた私の強みの中でも特に心に残っているのが「運命思考」という資質です。ざっくり解説しますと、「我々一人ひとりは自由意志をもった個別の存在ではあるが、もっと大きな存在の一部でもあるという考えがある」というものです。
はい、おっしゃるとおりです、という感想ですね(笑)こういう考えが私にはあります。

運命、というと、筋書きが決まっていてそれに従って全てが行われている、というような印象が私にはあります。そして、常々そう感じています。
でも、こういう話をすると、「全部決まっているなら、(自分の意志で)何をやっても無駄」「いろいろ考えてやっていることが、ばかばかしく感じてしまう」などと言う人がいるのですが、私からすると、たとえそういう発想をもっていても、やらないと言いつつやってしまったり、本当にやらなくなったりする、そのこと自体が運命のようにも思うわけです。頭がこんがらがりそうですよね。
ところで今書いていてふと思いましたが、運命とカルマとは同じようなものでしょうか。私の考えでは、似てるけれど違うものという感覚です。運命は変えられないものとすれば、カルマによる流れは変えようと思えば変えられるものだが、変えようとしない場合が多いからほぼ筋書きどおりに進行するもの、という感じです。私は何度か「これこそがカルマなのではないか」というシーンに居合わせたことがありますが、そのときの感想からこのような考えになりました。
そうなると、運命の中にカルマは含まれている、ということでしょうか。でも運命は変えられないものだとすると矛盾します。
ここで出てくるのが、マクロとミクロの考え方です。運命とはマクロ的にみたもので、カルマや自由意志というのはミクロの世界でのもの、とすると少しは理解ができそうではないでしょうか。
つまり、ゴールは変わらないけど行く道はある程度選べる、という感覚です。
身近な例をあげると、「今日の夜はカレー」ということは決定しているが、具や具の切り方、タイ風かインド風か日本風か、などについて自由度がある、という感じですかね(笑)
で、このゴールというのは、私たちの普段考えるような領域を遥かに超えたところにあるため、何に向かって今こうなっているのかを理解するのはなかなか難しい、といったことがあるのだと思います。また普段の生活では、とかく人間中心の考え方になりがちですが、人間も、宇宙というか「ある世界」のひとつの要素にすぎないので、人間中心のエゴから抜け出ないと、ますますゴールを感じることは難しいように思います。

本題に入る前に長くなったので、続きはまた次に。